これまでにも、人は顔の皮膚でも音を聞いていて、年齢が高くても、高周波成分を再生するスーパーツィーターの効果が十分に分かると説明してきました(骨伝導ではなく、冷たい指先を額に当てると、瞬時に額が冷たいと感じるのと同じように、皮膚には何らかの高調波を感じるセンサーがあるのだろう考えています)。今回はさらに細分化して、目でも聴いているかどうかをテストしました。目を開けて聴いていた音楽を目を閉じて聴くと、輪郭がぼやけて、音場も狭くなります。眼鏡をかけたり外したりしても同様の結果になります。テイクティのスーパーツィーター(BATMASTER,、BATPRO2, BATPURE ) 全てで同様の結果が得られました。それは、顔を手で覆った時の、1/3から半分くらいの違いがでます。生音を聞いても同様の違いが出ます。一方、いくつかの他社製スーパーツィーターも試してみましたが、違いは明瞭ではありません。もちろんスーパーツィーターの付いていないスピーカーでは、違いがほとんど分かりません。テイクティのスーパーツィーターのスピードと振動の正確性が秀逸である証明になるかもしれません。確認には、テイクティのスーパーツィーターを接続してお試しください。
それでは、低音領域を明瞭にするテイクティのウーハー・ハイ・ディフィニッショナーWHDPUREを接続した場合、違いは出るでしょうか?試してみると、やはり、スーパーツィーターの高音領域と同様に主に低音領域に明瞭な違いが出ます。WHDPUREが低音の立ち上がり成分を補完しているからでしょう。
この結果から、私も良くやっていたのですが、目を閉じてオーディオの比較視聴をするのは、眠くなるし、間違いかもしれません。できれば、眼鏡も外した方が良さそうです。
2014-06-20 12:18:25
店長日記
| コメント(0)