機能 1. 本機はバランス接続およびアンバランス接続アンプのどちらにも対応しています。
2. アンプから出力するL, R のステレオ信号を、出力時に微量の割合でミックスします。
3. フロントパネルのツマミを回して、OFF(本機を接続しない状態)→STEREO音場→MONO音場 に調整できます。
(但し、MONOの位置でも完全なモノラル再生ではありません.)
構造1. 周囲外装はアルミ黒色
2. 底面に4個のゴム足を装着
3. フロントパネルとバックパネルはABS樹脂黒色
4. フロントパネルにアルミ製ツマミを取り付けました。
5. バックパネルに金メッキ端子4個を固定しました。
6. サイズ; 巾69mm×奥行60mm(端子・ツマミ込87mm)×高さ35mm(ゴム足込38mm)
7. 質量; 107グラム
仕様1. スイッチ付きツマミの位置による2個の端子間インピーダンス;
OFF; 無限大(接続していない状態と同じ、いつものステレオ再生です)
1; 1,200 kΩ ( 本機の得性が存分に発揮される位置です)
1~12; この間は無段階にコントロールできます。
12(MONO); 200kΩ (MONOの位置でも完全なモノラル再生ではありません)
下の端子(黒ラインが入っている端子)2個間; 200kΩ固定
使用方法1. 下図の様に、本機の2個の端子をアンプの出力端子L, Rのプラス側に接続します。
*アンプがアンバランスタイプ(通常のアンプ)であれば、これだけです。
*アンプがバランスタイプの場合は、さらに本機の黒ライン端子をアンプの
マイナス出力端子L,Rに接続します。
2. 本機の端子には L, R の区別はありません。どちらに接続しても同じです。
3. 一般の音楽鑑賞では、ツマミの黒丸が1~3の間の位置になる事を推奨しますが、
視聴するソースや室内環境などでも異なります。お好みの位置を選択してください。
アンプが2台以上の場合の接続方法1. L,Rに独立したアンプを使用する場合; バランス接続対応モデル1台で大丈夫です。
2. 帯域を複数に分割し、独立したアンプ(アンバランス)で動作させている場合;
それぞれのアンプに本機(アンバランス専用モデル)が必要です。
3. 帯域を複数に分割し、独立したアンプ(バランス)で動作させている場合;
それぞれのアンプにバランス接続対応モデル必要です。
4. バイワイヤリング接続; 本機(アンバランス接続専用モデル)1台で大丈夫です。
その他、特殊な接続方法の詳細については弊店にお問い合わせ下さい。
5. バランス専用モデルはもちろんアンバランス専用モデルの代わりになります。
本製品を発売に至った背景本機は、恐らく世界でも初めての発想に基づいたオーディオ機器です。(特許出願中)
そのため、使用する意味が良く分からないかと思いますので、発想から発売に至った
経緯を解説致しました。
こちら を参照してください。